去る5月12日、肉の祭典であるところのbuilderscon 低温調理肉会 2018 Spring が開催されました。 その名の通り、Anovaで低温調理された肉をひたすら食うというイベントで、大変に楽しみにしていました。 が、家を出るぞ!という段になってKubeCon の時にやらかしたぎっくり腰を再発し、行くことかなわず、気づいたらAnova をポチってしまっていました。

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そのAnovaが我が家に届いたので、真空低温調理のHello Worldとも言えるローストビーフをつくりました。

anova_box

ネット上でブログ記事とか見てると、筒状の箱に入っている写真も多いのですが、最近は普通の箱に入ってくるようです。

anova_paper anova_paper_rev 中に入ってた紙には基本的な加熱時間なんかも書いてあります

anova1 anova2 Anovaさんとご対面。かれこれ一年近く買うか悩んでたので、ようやく、といったお気持ちです。

bucket 我が家にあった鍋だと、使えなくはないのですがもう少し余裕がほしいと感じたのでAnovaさんの異名を持つ@lestrratさんブログ記事を参考 にして、バケツを購入してきました。 近所(と言っても徒歩10分からのバスで10分程度かかる)ホームセンターで、トンボ ニューセレクトバケツ15L を購入(余談ですが、このバケツは食品衛生法適合商品なので調理に使うことに何の問題もありません)。

set_anova お湯を張ってanovaをセット。温度表示も摂氏に変更しました。 58度にセットして余熱しておきます。

beef_pack 今回調理したのはこちらの牛肉モモブロック862円。近所の西友で購入しました。

beef_spice 適当に筋を取ってからスパイスをまぶしていきます。 今回はローストビーフ用スパイスなるものが牛肉に付属していたので、それを使ってみました。

packing IKEAのジップロック的な袋 に入れて、空気を適当に抜きました。1

warming 肉を投入。クリップなんかで袋を止めると良い、みたいな記事が多かったのですが、ぱっと使えそうなクリップが無かったのでどこのご家庭にもあるであろう緑の養生テープでとめておきました。 この状態で2時間やっていきます。

warmed できあがったものがこちら。見た目は良くないです。

fire フライパンで焼き目をつけていきます。 ガスバーナーがほしい。

cut 切ってみました。素晴らしいピンク色。

slice スライスしたものがこちら。ローストビーフを良い感じに薄くスライスするの、難しいですね。 誰かこつを教えてください。

IMG_20180527_220827 最終的に御飯の上でドーンな感じになりました。 温玉もanovaでやったやつ。ちょっと堅かった気がします。

おいしかった。


  1. 袋を水につけて(水が入らないように)、空気を抜くとそこそこ真空っぽい感じになります。 ↩︎