context.WithTimeoutに0を与えるとどうなるのか

当然と言えば当然なんですけど、特に panic とかそういうことはなく、一瞬でタイムアウトします。まぁ、どうと言うことは無いですが、設定ファイルとかで未定義時に0が来るような実装になっている場合はなんか処理する(0の時は処理をしない、というのは多分あんまりなさそうですし)必要がありますね。 ctx, cancel := context.WithTimeout(context.Background(), time.Duration(0)) defer cancel() <-ctx.Done() log.Print("timeout") https://play.golang.org/p/63DkfIEImjv もうちょっと細かい話 さすがに短すぎるので、もう少し細かい実装の話。 context.WithTimeoutは内部的には特別な実装は無くて、context.WithDeadlineをtime.Now.Add(timeout)に対して呼んでいます。 で、context.WithDeadlineは返値を返す前にtime.Untilを使って現在時刻とデッドラインまでの差分をチェックしていて、これが0以下ならその場でキャンセル関数を呼んで います。 まぁそんなわけで、余分な待ち時間が発生することもなく、time.WithTimeoutを呼んだ時点でちゃんとタイムアウトされる、ということでした。ちゃんちゃん。

2020-04-08 · nasa9084

Golang: 手軽にシグナルをListenしてcallback関数を呼ぶ

Go言語でシグナルを取り扱いたい場合、osパッケージおよびos/signalパッケージ、syscallパッケージを使用します。 具体的には、以下のようにします。 func main() { sigCh := make(chan os.Signal, 1) doneCh := make(chan struct{}) signal.Notify(sigCh, syscall.SIGINT) go func() { sig := <-sigCh fmt.Println(sig) // (1) close(doneCh) }() <-done } 実際には、(1)の様に受け取ったシグナルを出力するだけではなく、何らかの処理を行うことになるでしょうし、goroutineのリークを避けるためにシグナルの待受をキャンセルする必要が有りますから、contextを使用してfor-selectループを書くことにもなるでしょう。 例として、HTTPサーバをシャットダウンするような処理を考えます。 func main() { sigCh := make(chan os.Signal, 1) doneCh := make(chan struct{}) ctx, cancel := context.WithCancel(context.Background()) signal.Notify(sigCh, syscall.SIGINT) s := &http.Server{ Addr: ":8080", Handler: http....

2018-03-06 · nasa9084

Application Specific Context

元ネタは@lestrrat さんの「Abusing type aliases to augment context.Context 」。 golangを用いてHTTPサーバを作る場合、ルーティングを定義するのに以下の様な関数を用います。 http.HandleFunc(path string, handler func(w http.ResponseWriter, r *http.Request) もちろん、http.Handleを用いる場合もありますし、gorilla/mux などのライブラリを用いることもあると思います。 ここで重要なのは、func(w http.ResponseWriter, r *http.Request)という引数の方です。 多くの場合、アプリケーションのハンドラ内ではデータベースなどの外部アプリケーション・ミドルウェアを用いることになります。 しかし、golangのHTTPアプリケーションでは、ハンドラ関数の形式がfunc (w http.ResponseWriter, r *http.Request)と決まっています。引数の追加はできないため、引数以外の方法でDB接続情報などを渡す必要があります。 これまで、golangでWebアプリケーション開発を行う場合によく用いられていたデータベースコネクションの保持方法は、dbパッケージを作成し、そこにパッケージ変数として持つ方法かと思います。が、グローバルな変数はできるだけ持ちたくない ですよね。 そこで、Go 1.8から追加された<code>context</code> を使うことができます。<code>http.Request</code> にはcontext.Contextが入っていて、<code>Request.Context()</code> でget、<code>Request.WithContext()</code> でsetできます。 context.Contextに値を持たせる方法で最初に思いつくのは<code>Context.WithValue()</code> を用いる方法ですが、これは値を取得する度にtype assertionをする必要があり、あまりよくありません 。 これを解消するため、自分で型を定義するのがよいでしょう。 package context // internal context subpackage import ( "context" "errors" ) type withSomethingContext struct { context.Context something *Something } func WithSomething(ctx context.Context, something *Something) context....

2017-11-21 · nasa9084