割と今更感もなくはないのですが、Ergodox EZという分割キーボードを購入しました。 Ergodoxは基本的には自分でパーツを揃えて組み立てる、いわゆる自作キーボードの一つですが、オープンソースで設計などが公開されており、その設計を使って完成品を販売しているのがErgodox EZです。 今回は公式サイト から購入しました。

構成は次のようなものです。

  • Color: BLACK
  • Tilt kit/Wing Rest: YES
  • Keycap: Blank
  • Switches: Cherry MX Blue

以上で$325、日本円で37,125円でした。送料がかかるという情報も多かったのですが、送料は無料で、関税が2000円ちょいくらいかかりました。

box of wing rest

wing restの箱は凹んでいました。。。 まぁ、ペラッペラのビニールだけの状態で渡航して来たので、こんなものでしょう。 箱自体はしっかりしており、多少凹んでも中の本体には影響ありませんでした。

ergodox ez

いつ使うのかよくわからないワッシャーと、キートップ・スイッチの交換に使う道具、謎のステッカーがついていました。 web上には日本語の情報がなく、ごく最近のことだと思うのですが、現在販売されているErgodox EZにはCIY という機構が組み入れられています。キースイッチが半田付けされておらず、いわゆるソケットのようなものに刺さっているため、自分でキースイッチを交換できる、というものです。 このため、自作のErgodoxか、キーボードの故障を覚悟の上での改造のみで可能だった、一部のキースイッチのみ交換する、などが簡単に行えるようになっています。

ergodox in office

現在は会社で使っています。 やはりエンターキー周りがなれず、slackでちょいちょい誤爆しますね。 できるだけJIS配列に近づけた構成にしており、現在のファームウェアはnasa9084/qmk_firmware のdevelopブランチで管理しています。 今の所レイヤーはうまく使いこなせていないため、いいかんじの知見があれば教えてほしいところです。

ファームウェアのコンパイル時、arch linuxの場合、sudo pacman -S avr-libcする必要があったほか、macosの場合、brew install avr-gccする必要があったのですこしハマりました