ワイヤレス送信機用延長シールドを作る

現在、ギターを練習するとき、有線でケーブルをつなぐとイスで踏んでしまったり、あちこちに引っかかってしまったりして不便なので、LINE6 Relay G10TII というワイヤレス送信機を使っています。 今使用しているギターはYAMAHA PACIFICA 112V なんですが、このギター、サイドにジャックがあるんですよね。そうすると、ワイヤレスの送信機、特にG10TIIやBOSS WL-20 の様な四角いタイプの送信機を挿すとかなり飛び出る格好になってしまい、オフィスチェアに座って練習をしていると(単にオフィスチェアとギター練習の相性が悪い、という点はさておき)ぶつけて折ってしまいそうで不安になります。 一応L字のアダプタは付属していたような気もしますけれど、丸みのあるギターの側面にL字アダプタを挿しても、結局違う方向にはみ出るのはあまり変わらないな、ということでL字プラグに短いケーブルがついている、いわば「延長ケーブル」を作りました。 なお、何故ライブ前に作らなかったのか、という問いには答えられません。 材料 任意のL字プラグ 今回はオヤイデの超小型な奴 。使ってみたかったので。 任意のフォンジャック 今回はTOMOCA JS-504 。見た目が良かったので。 千石電商 とかでもっと安いのも買えるけど、送料がかかるので通販だと実質TOMOCA JS-504一択。秋葉原によく行く人は千石電商秋葉原本店 の2階か、ラジオ会館のトモカ電気プロショップ に行くとソレっぽいモノが売っています。 任意の単芯シールドケーブル 今回はCANARE GS-6 。ど定番だし、たまたま安く売ってたので。 PACIFICA 112Vの場合は25cm位用意すればちょうどよさそう 何か絶縁する奴 無くても良い。フッ素テープ とか熱収縮チューブとか。ホームセンターとかで買ってきても良いし、ご家庭に在庫している適当な熱収縮チューブを使っても良い。 任意の半田 材料というか工具というか? 工具 任意の半田ごて 半田吸い取り線 無くても良いけど、ミスした場合を考えると持っていた方が良い。 任意のニッパーまたはカッターまたはまたはワイヤーストリッパー テスター 無くても良いけど導通チェックはした方が安心 (オヤイデのSuperSlimシリーズを使う場合)任意のプラスチック/ゴムハンマー (熱収縮チューブを使う場合)任意のヒートガン ドライヤーなどでも代用できるけど、あった方が便利 ツールクリップ 土台に腕とクリップがついていて、はんだ付けする対象を固定できるやつ これもなくても良いけど、ケーブルのはんだ付けは細かいし、ケーブルは意外とのたうち回ってはんだ付けが難しいのであった方が良い。 作成手順 目算で外側の被覆を剥く シールド線をほぐす L字プラグをつける (以下オヤイデSuperSlimの場合) シールド線をざっくり二つに分けて芯線に巻く 芯線を剥く カバー?ハウジング?をはずしたオヤイデSueprSlimに差し込みTIP(+)にはんだ付けする クランプ側面の穴からはんだを流し込む 導通チェックをする 熱収縮チューブを差し込んで加熱して収縮させる カバーをつける 樹脂キャップを乗せてプラスチックハンマー/ゴムハンマーで叩いてはめ込む フォンジャックをつける (以下TOMOCA JS-504の場合) フォンジャックのカバーを差し込む (これを忘れてはんだ付けするとやり直しになるので注意。私はやり直しました) シールド線を適当にまとめる 芯線を剥いて二つに分ける シールド線、芯線の順にはんだ付けをする (フッ素テープやビニールテープなど絶縁するモノの用意があれば絶縁しておくと安心) カバーをつける 完成! 実際にギターに挿す 実際にギターに挿すとこんな感じ: ...

2023-12-28 · nasa9084

Tech Rock Festival 2023

2023年12月23日に新宿SUNFACEで開催されたITエンジニアによるITエンジニアのためのロックイベントTech Rock Festival 2023に参加してきました。 経緯 事の発端は某GAFA社長であるところの@jyoshise sanによる次のツイートでした: エンジニア界隈で楽器やってる人、秋ぐらいにライブやりませんかー!? — jyoshise (@jyoshise) June 22, 2023 どうやら、エンジニア界隈、結構音楽やっている奴いるぞ、ということで立ち上がったプロジェクトですが、翌日にはGitHub Repositoryが立てられ: Repo立てましたー!https://t.co/4OqYjugBBr https://t.co/ncT3tKxWDG — jyoshise (@jyoshise) June 23, 2023 7月の頭には申し込み締切、13日にはバンド振り分けが終わり、会場も決まり、練習を進めて、先週の土曜日ついに開催となりました。 演者がエンジニアという都合上、大きめのテックカンファレンスとかぶらないようにしなければいけないということで調整の結果、12月末は目立ったテックカンファレンスもないだろうということで12月23日の開催となりました。 概ね演者だけで会場は一杯だったのですが、一般オーディエンスも募集していました 。 バンドと演目 私たちのバンドは3-way handshakeという名前で、当初バンドに振られた連番が3であったことから、3に関連する技術っぽい言葉でバンド名っぽくもある、というところでこの名前になりました。 面子は以下の通り: Vo: tsukaman Gt: じゅんじゅん Gt: nasa9084 Ba: karupanerura Key: harak Dr: 皮しばき そして曲目は次の通りでした: 深夜高速 / フラワーカンパニーズ ばらの花 / くるり 歩いて帰ろう / 斉藤和義 群青日和 / 東京事変 機材 ギターはYAMAHA PACIFICA 112V です。 正直に言うと、当初600シリーズを買おうと思ったけど某アニメの影響で全然買えなくて、妥協で買ったギターではありますが、良いギターだと思います。 弦はElixir Optiweb 09-42です。 エフェクターはZOOM G1 FOUR ですべてを済ませました。練習ではTHR10II Wireless に無線で繋いでいるので、有線でやるのはやだな〜と思って、LINE6 Relay G10SR を購入してエフェクターボードでも無線で接続できるようにしました。 チューナーはG1 FOURにもついてはいるんですが、手前に専用のモノを用意した方が見やすいし、ミュートもできて便利だな、と思ったのでtc electronic POLYTUNE3 を入れました。miniだと黒があってよかったんですが、シュッと手に入らなかったので普通のサイズにしました。 ...

2023-12-25 · nasa9084

2023年買って良かったモノ

もう2023年も終わりますね。2022年の記事 は主に車とアクアリウムでした。今年は主に喫茶系とギターですね。 喫茶系 Fellow ODE Gen2 正直クソ高いけど、使いやすいしはやく安定した挽き目で弾いてくれるのでとても良いです。家庭用には珍しくノッカーがついているのも良いところ。 ニトリ ドリップカップ 小さくて取り回し抜群。1杯分を入れるには全然困らない。 HARIO 茶茶ドリッパー・ブーケ サーバーセット 茶の類いのモノを淹れるのにめっちゃ便利。サーバーはアイスではとても便利だけど、ホットは熱くて持てなくなるので注意。 サーモス 真空断熱ティーポット 温かい飲物が美味しい季節になったので買ってみた。保温性能はもちろんマグカップよりは圧倒的にいい(1時間そこそこは保温してくれる)けど、それよりもコーヒーサーバーとして使える小型の断熱ポット、というモノが便利。調べた感じではこれが唯一解。なおティーストレーナーは要らないと思います。 LOVERAMICS BEANS DOSING TRAYS James Hoffmannコラボの、コーヒー豆を計るためだけの器。絶対必要なモノではないけど、かわいいしテンションが上がるのでオススメ。 ギター関連 YAMAHA PACIFICA112V ぼざろ影響で600シリーズが在庫無くて112Vにしたけど、ちょっと弾くくらいならこれで全然十分。600シリーズ欲しくなってきてるけど。 G7th Performance 3 ART Capo Black ちょっとカポとしてはお高いけど、かなり使いやすいです。 ねこだまり工房/自家製クリア蜜蝋ワックス 陽だまりの香り 好みの香りだった。限定品らしくsoundhouseではもう販売終了しているけど、ネット通販ではまだ手に入るところがありそう。 MASTER 8 JAPAN INFINIX JAZZ TYPE HARD GRIP このシリーズは全部揃えてみたけど、HARD GRIPタイプがグリップ感が強くて良い。薄さはお好みで。INFINIX-Uでもよい。 PEDALTRAIN NANO 超小型エフェクターボード。G10SR 、Polytune3 、G1 FOUR でぴったり、という感じの構成。電源はVITAL AUDIO POWER CARRIER VA-05 MkII が良いサイズ。マルチはGT1000-coreを買うか検討中。 アルトベンリ ちょっとサイズが合わないのでティッシュを詰めて使っている。 HERCULES GS414B PLUS 安定感抜群。 日用品など コクヨ マスキングテープ テープカッター カルカット クリップタイプ 一般的な用途としてはおしゃれマスキングテープ用のカッターとして使んだと思うけれども、普通の黄色いマスキングテープにつけて使っている。手で切るとぐちゃっとなってしまうこともあるのでとても便利。 [RLJ] 引き出し ミニ サイズ (後付けタイプ) ミニ引き出し 正直コスパはどうなのか、という感じはある。作りはチープだし、有機溶剤っぽい匂いが永遠に取れない。が、まぁ便利は便利。私が買った時より値上がりしていてコスパは更に悪化してそう。 鬼ピタ 魔法のテープ めっちゃ強力。きれいに剥がせるといううたい文句に嘘はないけど、貼り付け面が弱ければ壊れてしまいそうな位には強力。ギターのエフェクターをエフェクターボードにつけるのにも使っている。 uxcell 丸平頭 ローレット つまみ M2x8mm ハンドクランプねじ 手で回せるねじ。無線化しているErgodashの背面プレートを開けたり閉めたりするのが簡単になった。 [PureSino] アームバンド カーディガンなどの袖を止めるのに便利。基本的に袖まくりしているので。1セット持っていたハズなんだけど、行方不明だったので買ったが、やはり便利。 ラムマウント(RAM MOUNTS) MagSafeマウント 便利ではあるけど、高いMagSafe充電器を追加で買う必要があるのはコスト的に結構厳しめかもしれない。 SwitchBot カーテン 第3世代 SwitchBot カーテンからの買い換え。一世代しかしらないけど、何故か第3世代らしい。従来品よりはやいし、静かに動かすこともできるし、取り付け、取り外しも簡単になっている(構造としては変わらないけど、作りが改善されている)し、位置調整がメチャクチャ簡単になっている。従来品(Amazonによると第2世代)より2,000円高いけど、こっちを買った方が良いです。 BREENHILL テーブルマット 100x40cm ほんとは120x40とかがほしいんだけど、無かったので妥協した。100x40でも珍しいです。マウスパッドとして良いかどうかは分からないけど、トラックパッドを使っていて、ただ何か敷物が欲しいくらいの人にはお勧めできる。裏面に滑り止めがついているけど、これは余り期待しない方が良い。 書籍 あかね噺 買った時はまだ4冊だったのに今は9巻まで出ている。ジャンプは続きが出るのがはやくて良いですね。 江戸前エルフ アニメ化もされた。アニメも良いです。 お前、タヌキにならねーか? タヌキになりたい。 Dr.STONE セールで50%ポイント還元だったので買った。理系の人ないし理系っぽいテーマが好きな人は好きだと思う。 ボボボーボ・ボーボボ 同じく50%ポイント還元だったので。なんか最近ボーボボ見る機会多い気がするんだけどなんで? 葬送のフリーレン 紙をkindleに買い換え。特に言うことは無いです。

2023-12-16 · nasa9084

すごい味噌汁

いつからか、風邪の時に作る謎の味噌汁がある。少なくとも、実家で作っていたモノではなくて、関東に引っ越してきてから作り始めた。どういうきっかけだったかは不明で、多分妹がどこかから聞いてきたモノを魔改造して完成した。 レシピは次の通り。 材料 出汁 味噌 ニンニク 生姜 ピーマン たまご なお分量はすべて「適量」である。ニンニクは一かけ、生姜はニンニクと同じくらいの量、ピーマン一つ、たまご一つ、といった感じ。出汁は出汁の素の類でかまわないし、ニンニクと生姜はそれぞれチューブでも良い。生のモノを使うともちろんより美味しい。 個人的には出汁の素は大体入れるが、気にならなければ出汁入りの味噌を使っても良い。生姜とニンニクが十分に強いので、なんなら出汁がなくても気にならないかもしれない。 調理手順 湯を沸かし、出汁を取る、乃至出汁の素を溶かす 味噌を溶かす ニンニクと生姜をすりおろして入れる 溶きたまごを回し入れる ピーマンを入れる ピーマンに火が通ったな、と思ったら完成。ピーマンは食感が残る程度でも美味しいし、クタクタになってもそれはそれで美味しい。細切りにしても良いし、写真のように輪切り?にしても良い。ワタを取ることを考えると、細切りの方が簡単。 溶きたまごを回し入れるときは、(味噌汁的/出汁的には良くないかもしれないが、生姜とニンニクがそもそも最強なので気にしないこととする)汁が沸騰している状態で少しずつ入れると、ふわふわの良い感じになる。たまごは十分に溶いてあっても良いし、雑にやってもそれはそれで美味しい。白身のごろっとした塊とか美味しいですね?そういうことです。 生姜とニンニクが入っているので、食べ終わる頃にはポカポカしてきて、元気になる。気がする。「味噌汁」と呼ぶには強い味がするけれど、美味しいのでヨシ。

2023-12-05 · nasa9084

UCC Cafe@Home

先日、SCAJ というでかいコーヒーのイベントに行ってきました。 面白かったモノをいくらか買ってきたのですが、そのうちの一つがUCCのCAFE@HOMEです。 どうやらインターネットで調べた感じでは現在の形でのCAFE@HOME自体は5年くらい前に発売されたものでそんなに新しい商品という感じではなさそうなのですが、今年の3月に同シリーズから新しいデカフェのものがでた ということで大きく宣伝していた、ということのようです。 CAFE@HOMEはレギュラーコーヒーの粉を1杯分ごとに真空パックすることで美味しくコーヒーを飲める、という趣旨のシリーズのようです。カップに乗せて使うタイプのフィルターも付属しているので(コーヒーを淹れる道具がない人でも)気軽に美味しいコーヒーを淹れられる、小洒落たデザインで贈り物にもぴったり、という感じですね。 私は現状普通のコーヒー豆は十分すぎるほどにあるので(ちょっと消費が追いついてないくらい、サブスク加入しているため月一で追加補給される)、今回は3種類のデカフェを2つずつ、合計6個のセットを購入しました。 内容はこんな感じ: コーヒーの他、前述の様にフィルターが付属しているのと、説明書も入っていました。 開封してフィルターをセットするとこんな感じです: 一般的にコンビニやらスーパーやらで購入できるドリップバッグと比べるとしっかりとしたフィルターで、普通の台形フィルターに似た感じで使えそうな気がしました。真空パックで香りを閉じ込めている、というだけあって、安いドリップバッグのようにフィルター部分がカップの中のお湯に浸かるような構造ではないですね。 説明書にはフィルターをカップにセットし、コーヒーを手で開封して粉を入れる、という形で書いてありますし、実際カップにセットしないと流石に安定しなさそうなので手順としてはあっているとは思うのですが、粉末が入った袋が真空パックされているということで説明書のように立てに袋を割いてきれいにフィルターに粉を入れる、というのは少し難しいように感じました。私は粉を少しカップの中にこぼしました。基本的にハサミで切った方が良さそうです。 粉は中〜粗挽きくらいでしょうか。開けた瞬間良い香りがしたので、香りを閉じ込めている、というのが実際に感じられました。普段私が挽いているのよりはちょっと粗目かな、と感じました(普段はV60とかを使っているので、細めに挽いています)が、台形フィルター用の粉としては特別粗いということもないと思います。 ドリップバッグはあまり買ったことがないのですが、かすかな記憶に残るドリップバッグの粉よりも粗目に思えるので、そういう意味でも自信のようなものが感じられます。 お湯を注ぐと、まぁもちろんふくらむというほどのことはないです。 できあがりはこんな感じ。今回淹れた黄色い奴はカフェオレでも美味しい、ということなので牛乳を入れる予定で100mLのお湯で多分できあがりが80mL位だと思いますが、結構濃いめに見えますね。牛乳を入れても良い感じの色です。香りはまぁ、もちろん挽き立てに匹敵するとかそういうことは無いんですが、それでも牛乳を入れてもまだちゃんとコーヒーの味・香りがする感じで、悪くないと思います。 デカフェのコーヒーは正直そんなに美味しいものは多くない(香りがない、よりは、デカフェだな、という味がする)という印象がありますが、少なくとも牛乳を入れて飲んだ感じは割と悪くないです。 10g260円なので100g2600円と日常使いのコーヒーとしては高いですが、ドリッパー付きで手軽にコーヒーが淹れられるし、パッケージはおしゃれだし、という点も含めて、贈り物としてはアリだと思います。興味がある人は横浜か吉祥寺の店舗、またはCOFFEE STYLE UCC ONLINE SHOP で買えるようです。

2023-10-06 · nasa9084

所属がLINEヤフー株式会社になりました

転職タグ はつけたものの転職ではないです。 2023-10-01を以て所属がLINE株式会社からLINEヤフー株式会社に変わりました。 以上です。

2023-10-01 · nasa9084

y-or-n for kill modified buffer

emacs 29.1はuse-packageやeglotの同梱、tree-sitterのネイティブサポートなどが大きな変更として話題ですが、他にも非常に多くの変更があります。 そのうちの一つ が、変更が加えられた後保存されていないbufferをkillしようとしたときの質問です。これまで、編集があるbufferのkillはyesまたはnoの二択でしたが、第三の選択肢、save and then killが加えられました。 もともと(fset 'yes-or-no-p 'y-or-n-p)としてyまたはnで返事をすることが記憶された私の体はこれに順応することができず、毎回yで止まってしまいます。そこでこれを再びy-or-nに置き換える方法を探したのですが、まだまだみんなemacs 29.1を使っていないのか、情報が全然ありませんでした。しかし(多分)唯一の記事として、Kill Unsaved Emacs Buffers UX: Replacing Yes/No/Save with Meaningful Options というブログ記事を見つけました。この記事は単純にy-or-nにするのではなく、もう少し踏み込んでいるのですが、それはさておき、これによるとkill-buffer--possibly-save という関数で実装されているようです。 adviceをしても良いけれど、できれば関数全体をコピペして置き換えるみたいなことはやりたくないがどうしたモノか、と思っていたところ、use-short-answersという、何やらよさげな変数名が目に入りました。 describe-variableで説明を見てみると、non-nilの時にyes-or-no-pの代わりにy-or-n-pを使うための変数、ということらしいということが分かりました(どうやら28.1で導入された様子。知らなかった)。(setq use-short-answers t)として試したところ、上手い具合にy/n/sで確定できるようになりましたので、正解だったようです。 yes-or-no-pの説明を確認してみても、 If the ‘use-short-answers’ variable is non-nil, instead of asking for “yes” or “no”, this function will ask for “y” or “n”. と書いてありました。 というわけで、(fset 'yes-or-no-p 'y-or-n-p)を(setq use-short-answers t)に置き換えて解決、という感じでした。めでたしめでたし。

2023-09-26 · nasa9084

Exa to Eza

2020年にexaをインストールして から、3年半弱lsの代わりとしてexaを使用してきました。 設定としては以下のような感じで、exaに何やらオプションを足した奴をlsのエイリアスとして、追加でll、la、llaを設定している感じです: 1 2 3 4 alias ls="exa -Fgh --git --time-style=long-iso" alias la="ls -a" alias ll="ls -l" alias lla="ls -la" で、不定期でやってるローカルのツール更新というか、brew update && brew outdatedをしたところ、exaのバージョンが(なんかよく分からない感じで)上がっていたので更新内容をチェックしに行ったところ、exa is unmaintained, please use the active fork eza instead というコミットが打たれていて、eza を見に行ったら実際活発に開発されていて、7月末からすでに10回のリリースが行われているようでした。 個人的にはexaで困ってはいなかったモノの、2年以上リリースが打たれていないのも事実ですし、ezaのリリースノートを見る限りセキュリティフィックスなどもあるようなので、置き換えをしました。 手順 brew install eza sed -ie 's/exa/eza/' .zshrc brew uninstall exa 今のところ特に使用感は変わった感じはしないですが、一つだけ気づいたのはsymlinkのサイズ表示が変わった くらいですかね。

2023-09-18 · nasa9084

Migrate Helm to Vertico Stack

世の流れ的には、HelmといえばKubernetes用のパッケージマネージャー を思い浮かべる人が多いと思いますが、私にとってはHelmといえばやはりemacsのパッケージ を思い浮かべます。emacs-helm(以下helm)は所謂fuzzy finder的なモノの一種で、emacsを使っていない人は雑にfzfとかpecoみたいな絞り込みをemacsでできるようにするやつ、と思えば想像しやすいと思います。 helmはなかなか歴史の長いパッケージで、2012年5月15日にanything.elからForkをしたというコミット が打たれています。私個人としては2015年7月にhelmを導入したっぽい記録(commit /tweet )が残っています。そこから数日前まで、かれこれ8年余りの期間にわたってhelmを使ってきました。使ってきた、とは言っても導入したときに多少使い勝手の調整をして以来、ほとんど設定は変えておらず、機能的にもhelm-M-x、helm-find-files、helm-show-kill-ring、helm-buffers-listくらいしか使っていませんでした。基本的にはMELPAからインストールされる最新版を使っていたのですが、8年使っていてもアップデートで壊れた記憶は多分1回くらいしかなくて、かなりの頻度でコミットが打たれているのに安定していた、という印象があります。 8年の間にも、Ivy/Counsel が話題になったり、icomplete-vertical-mode/fido-vertical-modeという補完UIが標準に追加されたりと、いろいろと流行が変わっていたのは認識はしていたのですが、まぁなんやかんやあり8年間helmを使い続けてきました。 そうこうしていたところ、最近emacs 29.1がリリースされ、同じく長らく使用してきたuse-package (どのタイミングで導入したのかは不明ですが、GitHub上でのfirst commit で既に導入済みだったっぽいのでhelmより長く使っていることになります)がemacs標準搭載となりました。use-package以外のパッケージに関する設定はuse-packageを使ってやっていて、他のパッケージがインストールされていないときにインストールするというのもuse-packageでやっていて、という感じなのですが、そうなるとuse-packageは誰が入れてくれるんだ、ということになり結局use-packageだけはpackage-installを直接呼び出すことでインストールしていた のですが、use-packageがbuilt-inとなったことで、晴れてpackage-installの直接呼び出しも不要となりました 。その変更ついでに、いろいろと設定を見直したりとか、ローカルでのみ設定されていた諸諸をGitHubにpushしたりとか、そんなことをやったのですが、その一環として(?)helmからvertico に乗り換えてみました。 helmからverticoに移行して一番の大きな違いは、helmはそれ自体が巨大パッケージで、いろいろなモノがhelmでまかなわれていましたが、verticoはそれ自体はかなり小さく保たれていて、いろいろなパッケージを組み合わせることで同じような機能を実現する、というところです。個人的にはでかいフレームワークより小さいライブラリ類を組み合わせてアプリを書く方が好きなので、そういった意味でもverticoは好きになることができそうです。 今のところ組み合わせているものはmarginalia とorderless の二つ。 marginaliaはminibuffer completionに何やら情報を足すやつでM-xでコマンドの簡単な説明が見られたり、find-fileでファイルのパーミッションやら最終更新時間やらが見られるようになります。インストールしただけでも情報が見れるようになって便利なのですが、そのままだとファイルの更新時間が2023 Sep 10みたいなかんじで月名を使った表示になっており、分からなくはないんですけど日本人としてはやはり2023-09-10と数字を使って表現してくれた方がぱっと見でわかりやすいので、次の様にadviceでmarginalia--time-absoluteを置き換えることで数字表記に修正しました。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 (defun marginalia--time-absolute--month-number (time) "Format TIME as an absolute age but use month number instead of month name." (let ((system-time-locale "C")) (format-time-string (if (> (decoded-time-year (decode-time (current-time))) (decoded-time-year (decode-time time))) " %Y-%m-%d" "%m-%d %H:%M") time))) (advice-add 'marginalia--time-absolute :override #'marginalia--time-absolute--month-number) orderlessは候補の絞り込みをするときに、完全一致や前方一致だけでなく、fuzzy matchをしてくれるようになるやつで、たとえばabcと入力するとa.*b.*c.*にマッチする奴を返してくれるようになります(多分これは触らないと便利さはわかりにくい・・・)。 ...

2023-09-10 · nasa9084

梅仕事2023

皆さん、6月です。6月と言えば、そう、梅の季節ですね。今年もあちこちで梅が売られており、例に漏れず買ってきて梅酒を漬けました。 今年はちょっと面倒な気持ちになったので、梅シロップは作らない予定です。 昨年の梅酒 はこんな感じです。昨年は黒糖を使って漬けたため、色がすごいことになっています。味見をしたところ、もう少し熟成感というか、まろやかになるといいな、という感じでした。 今年は見てのとおり透明です。ここ数年は日本酒を使ったり、泡盛を使ったり、黒糖を使ったりと変わり種の梅酒を漬け続けていましたので、今年はホワイトリカー、氷砂糖という至って普通のレシピで作りました。 また来年お会いしましょう

2023-06-12 · nasa9084