
GitHub PagesをActionsからデプロイする形式に変更した
2022年9月1日現在、このブログはmarkdownファイルからHugoを使って静的サイトを生成し、GitHub Pagesで公開しています。元々GitHub Pagesにページをデプロイするには、生成済みページを入れた専用のブランチ(一般にgh-pages)を用意するか、生成済みページを入れたディレクトリを用意するか、という二択で、いずれにせよページを生成してから生成されたページをGitHubにpushする必要がありました。前者の場合gh-pagesブランチはmainないしmasterブランチとは一切関係の無いコミット履歴となり、ぱっと見よく分からないですし、後者の場合gitのcommit logにサイト生成のコミットが入ってしまいきれいではありませんし、CIでbuild/pushをしている場合ローカルに毎回pullする必要も発生します。当サイトでもgh-pagesブランチに生成済みページをpushする運用となっていました。 ところが最近、GitHub Actionsから直接GitHub Pagesにページをデプロイできる様になった というではないですか。これは試してみるしかない、ということで設定を変更してみました。 まず、リポジトリのSettings > Pagesから、SourceをGitHub Actionsに変更します。 次に、GitHub Actionsのworkflow設定をactions/starter-workflows を参考に書き換えます。重要なのは2点で、actions/upload-pages-artifactを使って生成済みページをartifactとしてアップロードする点と、actions/deploy-pagesを使ってGitHub Pagesにデプロイをすることです。 1 2 3 4 5 steps: - name: Upload artifact uses: actions/upload-pages-artifact@v1 with: path: ./public 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 # Grant GITHUB_TOKEN the permissions required to make a Pages deployment permissions: pages: write # to deploy to Pages id-token: write # to verify the deployment originates from an appropriate source environment: name: github-pages url: ${{ steps.deployment.outputs.page_url }} steps: - name: Deploy to GitHub Pages id: deployment uses: actions/deploy-pages@v1 多分artifactのアップロードとページのデプロイは同じJob内で実施しても問題無く動くとは思いますが、actions/deploy-pagesのREADME によると専用のJobに分けることが推奨されているようです。 ...