YAPC::Kansai 2017 OSAKAに行ってきました

12月のYAPC::Hokkaido 2016 SAPPORO (行ってきた時の記事はこちら )に引き続き、YAPC::Kansai 2017 OSAKA に行ってきました。 今回もブログを書くまでがYAPCとは言われなかった気がします。 YAPCはPerlのイベントで、“Yet Another Perl Conference"の略です。twitterハッシュタグは前回に引き続き#yapcjapan でした。 私にとって、大阪はもちろん、関西自体が初めてで、かなり余裕のあるスケジュールを組んだために、どう時間を過ごしていいか悩むといった自体に。 空港に降り立ち、まずどうしよう、という状態ですね。困った。 仕方がないので大阪出身の友人に、「大阪観光ってどこいったらいいのかな」と聞いてみたのですが、「まぁたこ焼き食べたりしたら?」と今ひとつ役に立たない返事。まぁ食べますけど! それでも心斎橋とか難波に向かうとよいと教えてもらえたので、Googleマップ先生に頼りつつ、難波へ向かいました。 結果、何をしたかというと、札幌からの移動前に新しく購入したスマホ用のあれこれをビックカメラで購入するという、大阪まできて何をやっているのかというなんとも残念な行動となってしまいました。 ホテル探し 今回、北海道から関西まで、勿論飛行機で移動したわけですが、実はホテルも取らずに(!)、YAPC以外は無計画での旅行でした。 とりあえずYAPC前日くらいはホテルに泊まらねば朝起きれない!ということで、ホテル探しをしました。 運良く会場(MOTEX ホール )の近くに割と安く宿を取ることができました。 こちらがそのお部屋の写真。シングルの部屋を5,500円(500ポイント適用後)でとったのですが、入ってみてびっくり、ツインの部屋でした。 安かったものの、なんとなく豪勢な感じ。 夜ご飯は近くのお店でたこ焼きを食べました。 十八番というお店で、後で調べたら結構有名っぽいですね。美味しかった。 たこ焼きを塩で食べるというのは初体験でしたが、これもなかなかです。 YAPC::Kansai 2017 OSAKA 開けて翌日。微妙に寝坊したおかげでオープニングには間に合いませんでした。 一番印象に残ったトークは「Vue.jsで作るSPAから学ぶMVVM、非同期処理、その光と影」ですね。 タイトルにVue.jsと入っているにもかかわらず、Vue.jsという言葉が出て来たのは一度きり、SPAの話のはずなのに、「SPAはやめよう」と、なんだかタイトルに釣られた感が半端ない内容でした。 勿論内容も素晴らしく、「ブラウザはドキュメントビューアなんだからリッチなインターフェースを作るものではない」「ブラウザでリッチなインターフェースを作るのはなんでもVimでなんとかしようとするようなもの」「とはいっても作らなきゃいけない時もある」という、SPAはやるべきじゃないけど、現状やらなきゃいけないことはどうすれば良いのか、その時MV*はどのように構成したらいいのかといった、きちんと筋が通っていて、とても面白い話でした。 次に印象に残っているのが、「Webアプリケーションのキャッシュ戦略とそのパターン」です。 こちらも「キャッシュは使わないほうがいい」という、タイトル詐欺みたいな話でしたが、非常に納得のいく内容でした。 ベストトーク賞の投票で票を入れたのは「Webエンジニアに知ってほしいRDBアンチパターン」です。 内容もさることながら、やはり喋りが素晴らしいんです。とっても練習をしていると聞いています。 ランチタイムはスポンサー企業の方と昼食をいただきました。 今回交通費支援をいただいたので、その対価のようなものです。 実際には、企業に関わるお話は結局あまりしなかったのですが、会場の近くはあまり飲食店がない印象で、昼食を取るのも大変そうでしたので、大変助かりました。 YAPC::Kansai 2017 OSAKAのステッカーはこんな感じ。 札幌の時のものと並べてはるには、上下を揃えるのが難しい形状で、ちょっと難儀します。 次回のお話 次回YAPCは福岡で開催だそうです。YAPC::Fukuoka 2017 HAKATA すでにチケットも発売されています。 その後は沖縄、東京が企画されているそうです。 是非回りたい。

2017-03-05 · nasa9084

学生が勉強会/コミュニティを運営するということ

この記事はIT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar 2016 に寄せて書いた記事です。 執筆者は@nasa9084 です。 前日の記事は一般社団法人LOCALさんの一般社団法人LOCAL のご紹介 でした。 まずはじめに あまりネット上、特にブログで自己紹介をする機会というのは多くなく、このブログ単体で言うならば、とある理由があって以前書いていたブログから移行してきたばかりなので、自己紹介というものをすこしはしているのですが、折角の機会でもあるので、ある程度きちんと自己紹介から始めさせていただくこととします。 どうもこんにちはnasa9084 といいます。 現在試される大地であるところの北海道は札幌市に住んでいる大学生(0x17歳)です。 来春4月から、東京で就職予定ですが、卒業論文の進捗が芳しくありません。 PyCon JP というカンファレンスのスタッフをしたりしています。 「でじぽろ」という勉強会 昨年のから今年の10月まで、札幌ででじぽろ という勉強会を主催していました。 でじぽろはIT技術初心者、もう少し具体的に言うと UNIX/Linuxに興味がある/使ったことがある プログラミングに興味がある/すこしやったことがある といったレベルの方を対象として月に一回開催していた勉強会です。 私と、@chamaharun の二人で主催をしていて、内容としては HTTP入門 SQL入門 プログラミング言語大横断 Linuxディストリビューションの紹介 なんかをやったりしていました。 勉強会を開催するということ 扨、少しばかり前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題であるところの運営に関する部分の話をしなきゃいけないですね。 今回はIT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar ですから、多くの大事なところは他の大人な方々が書いてくれてますので、今日は私が特に気をつけたほうがいいと思っていることだったり、おすすめの方法論だったりについて書きましょう。 持ち出しはしない 勉強会を継続的に運営するにあたり、主催者やスタッフの財布からお金が出ていくことは避けたほうがよいと思います。 楽しいことがしたいと思って始める(であろう)勉強会ですが、事前準備や当日の運営、終わったあとの処理など、結構な時間や労力がかかります。これは大きな負担で、この上開催にお金がかかるとなると、金額が大したことない額だったとしても、継続するのは心理的に困難になるでしょう。 せっかく立ち上がった勉強会も、「主催のお金がないので継続開催できません」では悲しいものがあります。 初回開催など、立て替える必要がある場面はあると思いますが、開催後にでも精算を行って、主催者・スタッフのマイナスが無いようにしたほうがよいです。 自分に強制する、という選択肢 多くのコミュニティ運営者は、「勉強会やコミュニティの運営は仕事ではないので、開催しなければならないという意識を持って開催するのはつらいからやめたほうがいい」と言っている様に思います。 わたしも多くの部分で賛成ですが、個人の性格だったり、勉強会の目的次第では、「強制的に開催する」という選択肢もある、と覚えておいてください。 私が主催していたでじぽろの目的の一つに、「主催も勉強する」というものがあります。初心者向けなんて謳っているけれど、主催も学生だから、一緒に勉強していきましょう!ということです。 加えて、主催である私も、@chamaharun も、比較的怠惰な性格をしています。 そこで、でじぽろ運営にあたって、一つルールを決めました。 それが、「つらくても、話すネタがなくても、とにかく月に一回開催する」というルールです。 不定期開催というのは、心理的負担も減りますが、それと同時に、気づいたら二回目の開催がないまま時間だけが過ぎていた、なんてことになりやすい開催方式でもあります。 定期的に開催することを自分に義務付けることで、勉強会を開催することが習慣になります。 継続開催を目標の一つとする場合、この選択は大きな助けともなってくれることと思います。 でじぽろは、このルールのおかげで、一年間毎月開催することができたと思っています。 あまり深く考えない 勉強会を主催するということは、実はそれほどハードルの高いことではありません。「とりあえず気が向いたからはじめてみた」くらいの気持ちで十分です。 でじぽろも、はじめは友人との呑みの席で、「なんか勉強会とかやってみたいよね」で始まったのでした。 皆言ってることでは有りますが、仕事ではないのです。辛かったり、つまらなかったらやめていいんです。 そして、気が向いたらまた新しく始めてみたらいいと思いますよ。 懇親会をする 個人的にこれはとても重要なことだと思っているのですが、懇親会はぜひやったほうがいいと思います。4日のエンジニアコミュニティのつくりかた でも書かれていましたが、懇親会が本編だと考えています。 多くの場合、勉強会で発表されることは、今の御時世ですから、検索したら出てきます。わざわざオフラインで集まってスクリーンの前で発表なんて聞かなくてもいいんです。 それでもやっぱり勉強会/コミュニティに集まるというのは、人と人との出会いが重要だからだと思います。 そして、発表のときというのは、座っているうち8割9割の人は質問もしないですし、発表後に発表者に挨拶に行ったりもしません。 これでは、休みの日に、わざわざ集まっている意味は無いと思います。 懇親会を開催することで、大勢の前の発表では言えないことだったり、発表するほどでは無いけど趣味で触っている新技術の話だったり、そういったものに大きな意味が有ります。twitterやfacebookでつながりを持つことに意味があるんです。 「学生が」勉強会を運営するということ 扨、それなりの量を書いた(気になっている)のですが、他の記事を書いている方々は皆さん大人(学生ではない)の方々ですね。 ココで一つ、「学生が勉強会を運営すること」のメリットを考えてみます。...

2016-12-17 · nasa9084

YAPC::Hokkaido 2016 SAPPOROに行ってきました

ブログを書くまでがYAPC!とは言われなかった気がしますが書きます。 昨年で終了したYAPC::Asia Tokyoから一年、新生YAPCとして開催されたYAPC::Hokkaido 2016 SAPPORO に参加しました。 YAPCはPerlのイベントで、“Yet Another Perl Conference"の略です。twitterハッシュタグは#yapcjapan でした。 当日の札幌はすごい雪で、東京発の飛行機が飛ばないという事態が発生、登壇者もなかなか札幌まで到達できず、スタッフさん達はなかなか大変な一日だったのではないかな、という印象です。 スペシャルセッションである対談セッションは、Amazon Web Service、Google、Microsoft、さくらインターネットというクラウド大手4社が集って対談を行うという、非常に豪華な一時間でした。 基調講演はrebuild.fmのmiyagawaさんで、CDNのお話という、これまた普段はなかなか聞くことができない内容でした。 そのほか、emacs界隈で有名なsyohexさん、あちこちの界隈で有名な小飼弾さんなどなど、、、なかなかに濃い内容でした。 今回は複数抽選が有り、Azure本(Azureテクノロジ入門 )とLINEビーコンが贈呈されました。私も運良くAzure本に当選し、頂くことができました。ありがたい・・・ 当日チケットは1,000円なのに、前夜祭、懇親会がそれぞれ3,500円という、不思議なチケット価格が少しおもしろかったように思います。 次回YAPCは2017年3月4日に大阪で、YAPC::Kansaiとして開催される予定です。

2016-12-09 · nasa9084

builderscon tokyo 2016 を開催しました!

過ぎし2016年12月3日、builderscon tokyo 2016を開催しました。 builderscon tokyo 2016には(一応)コアスタッフとして、初期のウェブサイト制作等を行いました。 blogを書くまでがbuilderscon!ということなのでブログを書きましょう。 いやね、builderscon スタッフの皆さんすごい人が揃いすぎてて、私のような若造がリモート参加だと、ちょっとしたすきに話が進んじゃってて。なかなか大変です。 ただ、そんなすごい人たちが色々と決めたり準備を進めたりするのを見るのはすごく勉強になりました。 当日のトークは、php.iniの話だったり、ビールサーバーの話だったり、キーボードをつくる話だったり、ほんとなんか、尖った話が沢山でした。 トークもね、一応応募したんですが、当然の如く落選しました。 コレは仕方ないですよ。 私もトーク採用フローに参加しましたけど、他のトークのほうが聞きたかったですもん。 次はbuilderscon tokyo 2017の開催が決まっています!今度は1000人規模ですよ! builderscon tokyo 2017 興味のある人はとりあえずSlackに入ってみるといいですよ。 builderscon slack invite form

2016-12-05 · nasa9084