梅仕事2025

今年も梅の季節がやってきました。 なんかスーパーで全然梅を見ないんですけど、いまどきの札幌の民は梅仕事はしないんですかね? 今年はちょっと変わった梅の実を使いたいなぁ、ということで、ふるさと納税で紫宝梅『ミスなでしこ(R)』 という、紫色の梅を手に入れました。 きれいなピンク色のシロップができるということで、楽しみですね。 1kgで寄付金額8,000円、4kgで寄付金額20,000円ということで、どうせ2kgは使いますから、4kgの方を選びました。 一応説明に寄れば大玉(M〜L)ということなんですが、結構小ぶり(M?)の実が多い様に感じました。 まぁ例年スーパーで買う青梅はLLのものを買うため、余計にそう見えた、ということもあるかも知れませんが。 スーパーで買うような物と比べて、かなり傷物が少なく、結局不安があってハネた実は1つという好成績でした。 今回使う梅以外の材料はこちら。梅の方に変化を入れたので、色がきれいにでそうな氷砂糖、上白糖、ホワイトリカーです。 梅酒を1瓶、梅シロップを2瓶作り、余った1kgは妹に分けてあげました。 瓶はPET正の果実酒瓶を選びました。昨年使ったモノ とは違うんですけど、同じく角形で収納に便利そうです。 実の形がまん丸ではなくて、すこしとがったような形をしています。 作り方は例年通り、洗って、拭いて、ヘタを取って、砂糖と積み重ねて、梅酒の方には酒を入れる、というだけ。 店頭にあった瓶の在庫の都合で2日に分けて作業しました: 例年、梅仕事をした後は以前に漬けた梅酒を味見しているので、今年も味見しておきます。 昨年の梅酒は何の影響か、すごくしぼんだ状態ですね。 1年くらいだと、多少しわが入っていることは多くて、その後また酒を吸って膨らんでくるんですが、ここまでしぼんでしまってもまた膨らんでくるんでしょうか? ほんの少し水を足した、いわば水の梅酒割、くらいの割り方で割ってみました。 1年モノとは思えないくらい丸い感じで、コレはホワイトリカーが良かったのか、中ザラ糖が良かったのか、悩ましいところです。 そして1年越しに気づいたんですが、昨年のラベルが1年間違っていました。 上からマッキーで訂正しておきました。 また来年。

2025-06-12 · nasa9084

チカの南蛮漬け

この季節一番美味い魚といえば、そう、チカですね。私はチカを見たら買わないではいられないという奇病にかかっているため、今シーズンは既に3〜4回購入しています。 チカはワカサギを少し大きくしたような小型の魚で、今時期は比較的大型のものが安価に販売されています。 Wikipedia によるとチカは20cmほどに育つ、ということですが、今回買ったチカはおおよそ全長13cm程度でした。 当然(?)チカは南蛮漬けにしていきます。 材料はこちら: チカ、玉ねぎ、などです。今回は彩りに玉ねぎを入れました。パプリカは高いので、玉ねぎのみとすると経済的です。 我が家では地獄の様な量の玉ねぎを入れます。 今時期の札幌で販売されている玉ねぎは大変大きく、写真では玉ねぎ2.5個が映っていますが、実際のところ流石に多いな、と思ったので1つ減らしましたが、それでもかなりの量です。 また、漬け地として、 酢 1cup 砂糖 大さじ6 醤油 大さじ8 出汁 2cup 唐辛子小口切り 適量 を混ぜておきます。野菜の量を抑えれば半分でも良いです。 また、私は出汁パックをつかって出汁を引きますが、面倒であれば出汁の素を湯で溶いたものを使用しても良いと思います。 その場合、出汁の素は塩や砂糖が含まれている場合が多いと思いますので、適宜醤油や砂糖の量は調節してください。 面倒であれば気にしなくても誤差だとは思います。 まずは野菜をスライスしていきます。以下は前回作ったときの玉ねぎスライス動画です: この時は小ぶりな玉ねぎだったので、10個ほど投入した気がします。 野菜スライスのコツは、包丁を十分に研いでおく、という点にあると思います。前の日までに研いでおいてください。 次にチカの処理をします。 流石にこのサイズになると以前やったように 単に揚げてはい終わり、というわけにはいかず、うろこを取り、頭を取り、背から開いてワタと背骨を取ります。 Youtubeで調べると解説されている動画もあるので参考にすると良いと思います。 やはりコツは包丁をよく研いでおくということです。 あとの手順は小さいチカやワカサギで南蛮漬けを作るのと同様です。 片栗粉をつけて揚げて: 漬け地に突っ込んで: 野菜も入れて: 適当な容器に入れて一晩冷蔵庫で寝かせます: この量だと、一人だと2~3日はこれを食べ続けることになります。ご注意ください。

2025-02-04 · nasa9084

梅仕事2024

6月ですよ!今年も梅酒を漬けましたので記録をしておきます。 今年の材料は以下の通り: 梅: ヤオコー和光丸山台店で売っていた南高梅1袋。多分1kgくらい。 砂糖: 日新製糖の中ザラ糖1kg。中ザラ糖でつけるのは2020年以来ですね。 酒: 美峰酒類製造、酔仙酒造販売のホワイトリカー「果実の泉」1.8L 今年はカインズでPET製の果実酒瓶 が売っていたので、そちらを使用しました。丸いガラス瓶は「ぽい」んですけど、割れそうで気を遣うし、床面効率も良くないんですよね。 最後にテプラでレシピを記録。これまで買っていたガラス瓶はだいたい説明書にメモを書いておく欄があって、それを切って使っていたのですが、今回はなかったのでテプラでメモをすることにしました。 昨年の梅酒 はこんな感じになっていました: 昨年はホワイトリカーに氷砂糖という、かなり標準的なレシピで作りましたので、ザ・梅酒という感じのスッキリとした味でした。 また来年お会いしましょう!

2024-06-03 · nasa9084

すごい味噌汁

いつからか、風邪の時に作る謎の味噌汁がある。少なくとも、実家で作っていたモノではなくて、関東に引っ越してきてから作り始めた。どういうきっかけだったかは不明で、多分妹がどこかから聞いてきたモノを魔改造して完成した。 レシピは次の通り。 材料 出汁 味噌 ニンニク 生姜 ピーマン たまご なお分量はすべて「適量」である。ニンニクは一かけ、生姜はニンニクと同じくらいの量、ピーマン一つ、たまご一つ、といった感じ。出汁は出汁の素の類でかまわないし、ニンニクと生姜はそれぞれチューブでも良い。生のモノを使うともちろんより美味しい。 個人的には出汁の素は大体入れるが、気にならなければ出汁入りの味噌を使っても良い。生姜とニンニクが十分に強いので、なんなら出汁がなくても気にならないかもしれない。 調理手順 湯を沸かし、出汁を取る、乃至出汁の素を溶かす 味噌を溶かす ニンニクと生姜をすりおろして入れる 溶きたまごを回し入れる ピーマンを入れる ピーマンに火が通ったな、と思ったら完成。ピーマンは食感が残る程度でも美味しいし、クタクタになってもそれはそれで美味しい。細切りにしても良いし、写真のように輪切り?にしても良い。ワタを取ることを考えると、細切りの方が簡単。 溶きたまごを回し入れるときは、(味噌汁的/出汁的には良くないかもしれないが、生姜とニンニクがそもそも最強なので気にしないこととする)汁が沸騰している状態で少しずつ入れると、ふわふわの良い感じになる。たまごは十分に溶いてあっても良いし、雑にやってもそれはそれで美味しい。白身のごろっとした塊とか美味しいですね?そういうことです。 生姜とニンニクが入っているので、食べ終わる頃にはポカポカしてきて、元気になる。気がする。「味噌汁」と呼ぶには強い味がするけれど、美味しいのでヨシ。

2023-12-05 · nasa9084

梅仕事2023

皆さん、6月です。6月と言えば、そう、梅の季節ですね。今年もあちこちで梅が売られており、例に漏れず買ってきて梅酒を漬けました。 今年はちょっと面倒な気持ちになったので、梅シロップは作らない予定です。 昨年の梅酒 はこんな感じです。昨年は黒糖を使って漬けたため、色がすごいことになっています。味見をしたところ、もう少し熟成感というか、まろやかになるといいな、という感じでした。 今年は見てのとおり透明です。ここ数年は日本酒を使ったり、泡盛を使ったり、黒糖を使ったりと変わり種の梅酒を漬け続けていましたので、今年はホワイトリカー、氷砂糖という至って普通のレシピで作りました。 また来年お会いしましょう

2023-06-12 · nasa9084

梅仕事2022

皆さん、6月です。6月と言えば、そう、梅の季節ですね。今年も近所の西友で梅やらでかい瓶やらが店頭に並んでいたので買ってきました。このブログでは2020年からしか記録をつけていないのですが、成人してから毎年梅酒と梅シロップを漬けており、梅酒はほぼ手を付けていないので4L瓶が実家にも現在の家にも並んでいます。そろそろ一升瓶を入手して瓶詰めでもしようか、などと考えています。 扨、もちろん今年も梅酒/梅シロップを漬けましたので記録しておきます。今年のレシピはこちらです: 梅: 近所の西友で購入した青梅一袋。多分1kgくらい(で売ってるのが普通のはず?) 砂糖: 西表島産黒糖1kg 酒: ホワイトタカラ 果実酒の季節 1.8L 昨年はかねてからやってみたかった、梅酒用の日本酒を手に入れて日本酒梅酒を漬ける、ということをやりましたので、今年は砂糖の方で変化を入れてみました。酒はこの季節どこにでも売っている果実酒用ホワイトリカーの定番、果実酒の季節です。度数は35%です。適当な焼酎で漬けても良いんですが、黒糖を使うこともあり度数が高めのモノを使った方が良いだろうと考え果実酒の季節を選びました。 梅を洗って、 水分を拭き取りながらへたを取り、砂糖と交互に積み、 酒を注ぎます 余談ですがこの黒糖、カレールゥにしか見えないのは私だけでしょうか 巷にあふれるレシピを見ると、へたのところに水分が残りやすいので注意とか、傷があったらそこから腐るので除けた方が良いとか書いてありますが、多少へたのところに水分が残ってたり傷があっても多分大丈夫です。大きな傷があるモノとか、傷のところが柔らかくなっているモノは除けておきましょう。今回は一袋の内1つだけ傷のところがすこし柔らかかったため除けました。 梅は金気を嫌う、という話が有るので私はへた取りは爪楊枝でやっています。ボウルもプラかなんかの奴で、金属製じゃない奴です。まぁ金属のボウルに入れたところでどれだけ影響があるのか分からないですが。 黒糖特有だと思うんですが、アクのようなモノが浮いてきました。 最後に、瓶に付属していたラベルに年月日とレシピを記録して貼り付けておきます あとはしばらく数日ごとに瓶を揺すって、砂糖が溶けたら放置して3ヶ月くらい経ったら飲むことができます。1年くらい置くとなお良いでしょう。私は永遠に放置します。 続いて梅シロップを漬けます。レシピはこちら: 梅: 近所の西友で購入した青梅一袋。多分1kgだろうという想定。 砂糖: カップ印の三温糖1kg こちらも氷砂糖のレシピが一般的だと思いますが、今年は三温糖にしてみました。店頭で今年は三温糖にしようかな、と思って買ってきたのですが、昨年も三温糖を使ったよう です。まぁ良いでしょう。 酢を入れるレシピもありますが、今年は酢を入れないでやってみることにしました。 以上です。

2022-06-05 · nasa9084

梅仕事2021 (1)

向暑の候皆様いかがお過ごしでしょうか。近所の西友で梅酒関連の商品が店頭に並びはじめているのを見て季節を感じる今日この頃です。 例年梅酒と梅シロップを漬けるわけですが、漬けっぱなしで放置している梅酒はさておき梅シロップはできればシーズン中に二回は仕込みたい、という気持ちがあり、店頭で梅の実を発見してとりあえず購入してきました。 まだ出始めですから、まだかなり青い実ではありますが、急ぎ一発目の梅シロップを仕込みました。 手順自体は例年とそう変わるモノではなく、昨年梅シロップをつけていた空き瓶をアルコールで消毒した後、洗って水気を切りへたを取った梅の実と砂糖を交互に積んでおいておきます。昨年 は中ザラ糖を使用した、との記録がありましたが今年は気分で三温糖をセレクトしました。特に深い理由はありません。三温糖はしっとりとしており、積み上げるのも容易ですし、粉末状なので隙間にも入っていきやすく取り扱いがしやすい様に感じました。氷砂糖はうまく積んでいくことを考えると意外と難しいです。 うまいこと梅を砂糖の中に埋める事ができ、上から見ると梅が出てしまっているということもありませんから、今年は酢を入れない方針で行ってみようと思います。 大粒の実が店頭に並びはじめたら梅酒も漬けたい所存です。

2021-05-26 · nasa9084

チカの南蛮漬け

チカはワカサギを少し大きくしたような小型の魚で、北海道では割とよく食べていた魚でした。上京してからはほとんど売られているのを見ず、たまに近所の西友や東武百貨店池袋店地下の鮮魚売り場で売られているのを見る程度です。 天ぷらやフライなどで食べられることもある魚ではありますが、我が家では専ら南蛮漬けとして食卓に並んでいました。チカを見かけるとついつい買ってしまうのですが、今日も買ってしまったので南蛮漬けの紹介をします。 材料はこちら。チカ1パック(100gあたり127円で、250gくらい入っていました)、玉ねぎ、パプリカです。我が家では実際のところ、魚より野菜が大量に入っている南蛮漬けが好きなこともあり、チカに対してかなりの量の野菜を入れます。玉ねぎは時期的に新たまねぎが売られていたので新たまねぎにしましたが、普通の玉ねぎでも問題ありません。チカも売っていなければワカサギを使うこともできます。パプリカは時期が悪いのか若干高かったです。 まずは野菜を切っていきます。 これを こうして こうです。パプリカはスライスすると水分が結構出ます。 キッチンペーパーなどを敷いたバットに乗せ、軽く塩をして冷蔵庫で休ませ、少し水を抜きます。 次は玉ねぎ。写真は二つですが結局三つ使いました。 皮を剥いて、 こうです。 パプリカと同じく、キッチンペーパーなどを敷いたバットに載せ、軽く塩をして冷蔵庫で少し休ませます。特に、普通の玉ねぎを使う場合は空気にさらすことで辛味が抜けるので空気に触れる面積を広くするようにほぐしておきましょう。 このぐらいのタイミングで漬けダレ用の出汁を引いておきます。面倒なら出汁の素をお湯で溶いても良いです。 チカは軽く洗って、水気をしっかり切り(キッチンペーパーなどを使って!)ます。我が家ではワタなどは取ったりしませんが、気になる人は腹を開いてワタを抜いても良いと思います。 何か手頃な袋などに入れて、 片栗粉をまぶします。 袋に空気を入れて適当に振るとうまくまぶすことができます。 ピンボケしていますが、漬けダレです。砂糖大さじ3、醤油大さじ2、減塩醤油大さじ2(無ければ普通の醤油でもOK)、酢100cc、出汁200cc、輪切り唐辛子を適量です。これに揚げた魚やらなんやらを突っ込めば大体美味しいです。 玉ねぎ3、パプリカ2だと、更にこの倍量で漬けダレを作ります。 漬けダレができたら、適当に温めた油を用意し、 チカを突っ込みます。写真では三匹しか入れてませんが、温度が下がりすぎないように適当に突っ込みます。この後更に四匹くらい突っ込みました。 なんか雰囲気で火が通ったっぽくなったら軽く油を切って、熱いうちに漬けダレに落とします。なんか泡が大きくなってきたり、良い感じの色がついたりしてきたら火が通ったと思って大丈夫でしょう。あとはひたすら、 揚げて、 ageて、 漬けダレへ。 冷蔵庫で休ませて少し水分を抜いた野菜と和えて、 偏りが発生しないように保存容器に詰めるなり皿に盛るなりして完成です。一晩おいたくらいが一番美味しくて、4日程度は日持ちします。

2021-01-29 · nasa9084

梅仕事2020

6月ですね。梅の季節でございます。 数日前から近所の西友でも梅の実やらなんやらが店頭に並び始めまして、あぁ6月か、と感じる次第です。 20歳になった6月から毎年梅酒やら梅シロップやらを作ってまして、シロップはまぁ家族も飲みますし、そもそもそれほど(少なくとも年単位では)日持ちする物ではありませんから、作っては消費し、という感じですが、梅酒は(あまり自宅で酒を飲まないので)毎年4L瓶が増え続けています。就職して関東に出てくるまでに作った物は実家に置いてきてしまったのですが、どこかのタイミングで引き取りたい気持ちがありますね。 まぁそこまでの物を置いてきたとはいっても、関東に出てきてからかれこれ4年、4L瓶も今年で4本目、札幌に置いてきた物と合わせると8本になりますから、なんとか圧縮するなりする必要がありそうです。 扨、今年は池袋にある東武百貨店の地下食料品売り場で南高梅を購入してきました。約1kg(1kgをちょっと超えるくらい)で1500円でした。2kgほど買いましたので、3000円ですね。スーパーで買うと大体1000円/kg位ですが、そこは百貨店、実も大きく、傷がほとんど無い良い梅です。 梅酒用にはまだ青い実を、梅シロップ用には比較的熟していそうな黄色い実を選んできました。 20歳の時に作ったときに、このように水に実を漬けて、あく抜き(?)をせよという情報を見たため、何も考えずに毎年このように水に漬けていますが、わりとさっとあげてしまうので、実際効果というか、意味があるのかどうかは不明です。 瓶は特に特別な物は使用していなくて、西友で買ってきました。680円です。昨年梅シロップに使用した瓶は洗うのをサボって放置したため、再使用するのはちょっといやだな、と思ったので捨ててしまいました。 さっと水で洗った後(本当はちゃんと洗った方が良いと思うんですけど、でかくて洗いにくいのでさっとで済ませてしまいます。毎年。特に問題は発生していません)、アルコール製剤を拭きかけて消毒します。特に梅シロップは酒が入らない分、ちゃんと消毒しておかないと変なことになりかねません。 例年は氷砂糖を使用して作っていたのですが、今年は何の影響やら氷砂糖が完売だったので、思い切ってザラメを選択してみました。1kgあたり228円です。 まずは梅シロップを仕込んでいきます。 水からあげた梅の実をキッチンペーパーで拭いて水気を取り、爪楊枝でへたをとり、砂糖に埋めます。瓶に梅を敷き詰める、砂糖を上からかける、梅を敷き詰める、砂糖をかける、という感じです。 梅は金気を嫌う、というはなしがありますが、これはまぁいろいろと理由があるようで、曰く、梅の酸で金属が腐食するので金属の道具を使うのは良くない、だとか、曰く、金属の道具では梅の実を傷つけやすく、傷がつくとカビなどの原因になったり、見た目や味が悪くなったりするから良くないのである、だとか。まぁ理由がないということは無いはずですので、素直に先達の言葉に従い、金属の道具を使わずにやっていきましょう。 梅シロップは酢を入れるレシピと酢を入れないレシピがありますが、個人的にはむやみに発酵されたりカビられたりしても困りますし、液体が入った方が呼び水的な感じで早くできるかな、という気持ちで酢を少量入れています。効果のほどは不明です。今年はたまたまリンゴ酢があったので、これを使用してみました。大さじ三ほど適当にかけておきます。 梅シロップの仕込みが終わったら次は梅酒です。今年は宝酒造の「果実酒の季節」を使用します。近年どこのスーパーでもよく売られている甲類焼酎ですね。毎年梅酒を仕込んでいますが、実は果実酒の季節は使ったことがありませんでした。特にここ数年は麦焼酎で漬けてみたり、泡盛で漬けてみたりしていたので、ホワイトリカー自体使用していませんでした。 毎年氷砂糖でやっていたので、酒の方をいろいろ試していたのですが、今年は前述の様にザラメを使用しており、砂糖側の条件を変えたので、まぁ果実酒用のホワイトリカーなら余計な匂いもなかろうということでこれを選んでみました。1.8Lで1258円です。 開封してみて驚いたんですが、この「果実酒の季節」、全然匂いしないんですね。まぁ、もちろんアルコールの匂いは多少しますが、それでも全然匂いがない。なるほど、確かにこれは果実酒向きっぽい。 梅酒も最初の手順はシロップと同様です。梅を水から取り出し、キッチンペーパーで拭き、へたを取り、敷き詰め、砂糖をかけ、敷き詰め、砂糖をかけ・・・です。 詰め終わったら上から酒をドバドバと流し込みます。ザラメを使用しているからだと思いますが、すでに茶色い色です。これはなんかちょっと楽しみですね。 この後は数日ごとに軽く振るなり混ぜるなりしてあげて、梅のエキスを抽出していきます。氷砂糖だと大体3ヶ月から半年くらいで飲めるようになるんですが、ザラメでも同様なのかどうかはよくわかりません。まぁそもそも一年以上経たないと味見もろくにしないので、気長に待つことにします。 最後に2017年、つまり就職で関東に出てきた年の梅酒を引っ張り出してきて一杯やりました。大分角も取れて飲みやすくなっていましたね。この年はレシピを瓶に貼っていなかったので、どういうレシピで作ったのかはよく覚えてないんですが、とりあえず美味しかったのでよしとします。

2020-06-06 · nasa9084

ギョーザ×ラザニア

ラザニア(単数形: lasagna)あるいはラザニエ(複数形: lasagne)は、イタリアのカンパニア州ナポリの名物である、平たい板状のパスタの一種、またはそれを用いたパスタ料理。 イタリア語の発音ではラザーニャやラザーニェに近い。 料理の場合は、イタリア語で「オーブンで焼き上げたラザニア」を意味するラザーニャ・アル・フォルノ (lasagna al forno) と呼ぶこともある。深さのある耐熱容器に、ベシャメルソース、ミートソース、ラザニア、チーズを何層か重ね、最上段のベシャメルソースに焼き色がつくようにバターを乗せて、オーブンで焼いたもの。 餃子、すなわち薄いパスタ(小麦粉なので大体一緒です)と挽肉の集合体にトマトソースとチーズを載せて焼いたら大体ラザニアになりそう、ということで作りました。ベシャメルは面倒なので省略します。適当にホワイトソースを買ってくるとか、フレークタイプのホワイトソースとかを買ってくれば良い感じになる可能性がありますが、家になかったので諦めます。 我が家には三割うまい!! の冷凍餃子が常備されておりますので、これをゆでていきます。お好みによっては焼いても良いかもしれませんが。 玉ねぎが余って(?)いたのでいれようと思い立ち適当に炒めていきます。このあと適当に刻みニンニクを加えて香りを足してみたりしました。 トマトソースはこちらを使います。カルディで買えるもので、結構便利です。 だばぁ。軽く水分を飛ばしましょう。お好みでなんかハーブとか入れても良いかもしれない。 耐熱皿にゆでた餃子を並べます。 ソースをかけます。 チーズ。 オーブン/オーブントースターで良い感じになるまで焼きます。餃子もソースも予め火を通してるので、チーズが良い感じになればOK。 お好みでバーナリングしましょう。香りが立ってより旨そう感が増します。 いざ実食。これはまぁラザニア的な物体として十分戦えます。ベシャメルを入れたらもっとラザニアになりそうではありますが、そこまでやるともうそれは普通にラザニアを作った方が良いかもしれません。

2020-04-19 · nasa9084