Travis CIでdockerのバージョンを最新にする
Travis CIでDockerfileをテストする等、dockerを使用したい場合、以下の様に.travis.ymlに記述することでdockerを有効にすることできます。 1 2 3 4 sudo: required service: - docker が、その際のdockerのバージョンは17.03.11と、最新版ではありません。 特に問題なのが、multi-stage build は17.05からの機能であるということです。 Travis CIで使用できるdockerでは、multi-stage buildを使用したDockerfileはビルドすることができず、常にfailedとなってしまいます。 解決方法 Travis-CIでDockerのバージョンを上げるには、以下の記述を.travis.ymlに追加します。 1 2 3 4 5 6 7 8 sudo: required service: - docker before_install: - sudo apt-get update - sudo apt-get install -y -o Dpkg::Options::="--force-confnew" docker-ce dockerの再起動などの処理は必要ありません。 以上の記述により、Dockerのバージョンが最新版にアップデートされ、multi-stage buildも使用できるようになります。 2017年10月18日現在 ↩︎